INCITはロックウェル・オートメーションの新しいインダストリー4.0に特化したセンターの開所式に出席しました。
2024年3月26日(火)、シンガポール – INCITは先日、ロックウェル・オートメーション社がシンガポールに開設した新しいカスタマー・エクスペリエンス・センター(CEC)の開設式に出席しました。CECは、同社の企業の社会的責任へのコミットメントを具体化し、東南アジア向けにカスタマイズされたスマート製造ソリューションを提供する予定です。
新しいセンターでは、AI、ロボット工学、仮想現実におけるロックウェルの最新の製造技術を展示し、この地域の製造、鉱業、重工業部門全体でデジタル変革を推進することを目指しています。
INCITは2020年以来、ロックウェル・オートメーションと緊密に連携し、シンガポールで初めてスマートインダストリー準備指数(SWIRE)認定評価機関となるという重要なマイルストーンを達成しました。昨年、INCITがサステナビリティフレームワーク「COSIRI」を立ち上げたことを受け、ロックウェルはINCITと協力し、COSIRIを自社のサービスに統合しました。
現在、ロックウェルの営業コンサルタントは、デジタルおよびサステナビリティ成熟度評価を実施するための十分な能力と専門知識を備えています。INCITのスマートインダストリー準備指数とCOSIRIフレームワークを活用し、パートナーとクライアントの両方に包括的な評価を提供しています。
産業オートメーションと製造業の変革におけるグローバルリーダーであるロックウェルは、INCITと共同で、世界中の製造業の成長促進に取り組んでいます。東南アジアの製造業セクターの大幅な成長が見込まれることを考えると、このセンターの開設は時宜を得たものです。
ボストンコンサルティンググループ(BCG)は、2030年までにこの地域の製造業プロジェクトが 最大1兆5兆6000億毎年、自動化や IoT などの高度な製造技術の統合が、新たなスマート製造の動きを取り入れる上で不可欠になっています。
INCITについて
国際産業変革センター(INCIT)は、世界的な製造業の変革を先導することを目的として設立された独立した非政府機関です。シンガポールに本部を置くINCITは、製造業におけるインダストリー4.0の推進を支援し、製造業に関わるすべての関係者がスマートで持続可能な製造業の世界的な台頭を促進できるよう、世界的に参照されるフレームワーク、ツール、コンセプト、プログラムの開発と展開に取り組んでいます。