2024年6月24日(月)、シンガポール – 国際産業変革センター(INCIT)は、スマートインダストリー準備指数(SIRI)のスイス市場への展開を発表いたします。この取り組みは、スイススマートファクトリー(SSF)との戦略的パートナーシップの一環であり、デジタル時代におけるスイス産業の準備態勢と競争力の向上を目指しています。
このパートナーシップは、スイス・スマート・ファクトリーのCEOであるドミニク・ゴレッキー氏と、INCITの創設者兼CEOであるライムント・クライン氏によって正式に締結されました。調印式には、ベルン州経済局のヴィルヴェ・レスタ氏と、国連工業開発機関(UNIDO)のラフィク・フェキ氏が立ち会いました。
写真キャプション: 左から右へ: ヴィルヴェ・レスタ氏 (ベルン州経済局)、ドミニク・ゴレッキー氏 (スイス・スマート・ファクトリー CEO)、ライムント・クライン氏 (INCIT 創設者兼 CEO)、ラフィク・フェキ氏 (UNIDO)。
スイスにおける革新的な変革を推進
INCITとSSFのパートナーシップは、スイスにおける産業イノベーションとデジタルトランスフォーメーションの促進を目的とした共同目標と共同活動に重点を置いています。INCITとSSFは緊密に連携し、認定スマートインダストリー準備指数アセッサー(CSA)プログラムを通じて包括的なトレーニングを提供します。この取り組みは、業界の専門家が認定アセッサーとして公式スマートインダストリー準備指数アセスメント(OSA)を実施するために必要なスキルと専門知識を習得し、スイスの製造業における高い評価基準を維持することを目的としています。
選抜されたSSFメンバーは、資格を有するCSA(顧客サービス担当者)としての知識、スキル、能力を開発する機会を得ることができ、効率的かつ専門的に評価を実施できるようになります。さらに、INCITとSSFは、スマートインダストリーレディネスインデックス(Smart Industry Readiness Index)のコンセプトをSSFの既存プログラムに統合し、インダストリー4.0とデジタルレディネスのコンセプトの学習体験と実践的な応用を強化します。また、このパートナーシップは、スマートインダストリーレディネスインデックスをフレームワークとして、ManuVateをプラットフォームとして活用し、スイスの製造業者に貴重な洞察と戦略的方向性を提供するアドバイザリーおよびコンサルティングプロジェクトにも取り組みます。
INCITはSSFとの提携によりスイスに進出し、スイスの産業界全体におけるインダストリー4.0への対応とデジタルトランスフォーメーションの推進に注力しています。今回の提携は、世界全体で11件目のトレーニングおよび認定資格取得パートナーシップとなり、世界の製造業コミュニティを新たな高みへと導くという私たちの献身的な姿勢を改めて強調するものです。
INCITについて
その 国際産業変革センター(INCIT) INCITは、世界中の製造業の変革を先導するというビジョンを掲げて設立された、独立した非政府系機関です。シンガポールに本部を置くINCITは、製造業のインダストリー4.0推進において、信頼できるパートナーとして、世界的に参照されるフレームワーク、ツール、コンセプト、プログラムを活用し、イノベーションを推進し、スマートで持続可能な製造業の発展に貢献しています。
メディアに関するお問い合わせは、 contact@incit.org.
SSFについて
その スイススマートファクトリー(SSF) スイス・イノベーションパーク・ビール/ビエンヌは、スイスにおけるインダストリー4.0のモデル工場として初めて設立されました。スイスの産業競争力の維持・拡大に貢献するイノベーションに重点が置かれています。